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【朗報】パーキンソン病患者さんに対するオンラインリハビリに関する論文がJRMに採択されました

2024.11.06

2022年4月から開始したパーキンソン病患者さん向けオンラインリハビリも開始から2年半が経ちました。
会を重ねること233回(2024年10月末現在)、最近では60名以上の方に参加していただいており、多くの患者さんのお役に立っていることを嬉しく思っています。これまでも多くの学会で本取り組みの成果について発表してきましたが、この度、大草医師を筆頭著者、関医師を責任著者とするパーキンソン病患者さん向けオンラインリハビリの満足度、有効性、実用性に関する論文が英文誌に採択されました!
Okusa S, Saegusa H, Seki M, et al. Satisfaction, effectiveness and usability of telerehabilitation for Parkinson’s disease. Journal of Rehabilitation Medicine. 2024
我々の検討では集団オンラインリハビリの満足度は非常に高く、実用性も高く評価されました。有効性についてはADLが改善したと答えた患者さんが半数だったのに対し、気分への好影響(emotional well-beingの改善)を自覚した割合が高く、特に同じ疾病をもつ仲間と共にリハビリテーションに取り組むことに対して好印象を持っている割合が高いという知見が得られました。パーキンソン病患者さんに対する集団オンラインリハビリの有効性などを多数例で検討した研究はほとんどなく貴重な報告であると考えています。
オンラインリハビリを運営、支援してくださっている皆様に深謝いたします。

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