第83回日本脳神経外科学会学術総会への参加報告
2024.12.04
2024年10月11日から14日にパシフィコ横浜で開催されました第83回日本脳神経外科学会学術総会に参加し、「パーキンソン病に対する脳深部刺激術後の病態評価において4-condition testが有用であった2症例の報告」というタイトルで発表を行いました。横浜は中学・高校と通学で馴染み深い場所ではありましたが、今回は学会活動に専念するため、会場であるパシフィコ横浜へ直行・直帰となりました。
学会では、パーキンソン病の最新の診断・治療法に関する発表や、基礎研究から臨床応用に至るまでの幅広い知見を得ることができました。特に同じセッションにおいて、岡山大学の研究グループが私自身の行っている研究と類似したテーマについて発表されており、新たな研究アプローチの重要性を強く実感することができました。
4-condition testを活用した2例の症例報告について口演発表を行い、会場の先生方から貴重なご意見や質問をいただき、大変有意義な時間となりました。また、臨床でお世話になった先生方と再会する機会にも恵まれました。
今回の学会参加を通じて得た知見やご助言をもとに、今後もパーキンソン病の診療・研究に取り組んで参ります。このような貴重な機会を与えてくださり、また発表の準備に多大なる力を貸して頂いた皆様にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。
脳神経外科学教室 佐柳 太一