お知らせ

News

第19回パーキンソン病・運動障害疾患学会コングレスおよび第14回PDナース・メディカルスタッフ研修会報告

2025.08.11

2025年7月24日~26日、浜松町にて開催された「第19回パーキンソン病・運動障害疾患学会コングレス」に、当センターから多くのスタッフが参加し、パーキンソン病をはじめとする運動障害疾患に関する最新知見について学び、研究成果の発表を行いました。

共同研究を行っているリハビリテーション科の木村理学療法士は「パーキンソン病患者の歩行への二重課題の影響」を発表し、メディカルスタッフ部門の優秀演題に選出されました。木村先生、おめでとうございます!

また、関医師は「パーキンソン病患者におけるレム睡眠行動異常症とglymphatic systemの関係」、手塚医師は「パーキンソン病患者の痛覚変調性疼痛の臨床的特徴」、大草医師は「日本における本態性振戦の臨床的特徴と生活の質への影響」、忽滑谷医師は「ホスレボドパ/ホスカルビドパ持続皮下注療法が非運動症状に及ぼす影響」、三枝理学療法士は「パーキンソン病患者に対する集団テレリハビリテーション参加者の特徴と患者および介護者の期待」、看護医療学部の田村先生は「外来通院中のパーキンソン病患者が便秘に関連して体験している困難」について発表しました。慶應グループとして計7題のポスター発表を行うことができました。今回の学会では、ポスター発表に公式な発表時間は設けられておらず、基本的にはスタンバイ形式でしたが、ファシリテーターの運営により自然にプレゼンテーションが始まり、活発な質疑応答が交わされました。

また、サブプログラムとして開催された「若手道場」では大草医師が、「多職種連携の集い」では関医師が、それぞれ役割を務めました。

コングレス会期中の7月26日に開催された「第14回PDナース・メディカルスタッフ研修会」では、関医師、三枝理学療法士、山本看護師、別府管理栄養士が講師を担当し、いずれの講義も分かりやすく、参加者は熱心にメモを取りながら聴講していました。

本学会には毎年参加しておりますが、今年度は当センターから過去最多の参加者数と発表数となりました。来年度はこれを上回る成果を目指し、センター一同、研究活動・診療活動に一層励んでまいります。

一覧に戻る

ページトップへ戻る