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International Congress of Parkinson’s Disease and Movement Disorders (MDS2024) 報告

2024.10.09

2024年9月27日~10月1日にアメリカのフィラデルフィアで開催されましたInternational Congress of Parkinson’s Disease and Movement Disorders (MDS2024)に中原教授、関医師、手塚医師、大草医師が参加致しました。フィラデルフィアはアメリカ独立宣言が行われた独立記念館とロッキーで有名な街ですが、治安が良くなく、夜はあまり出歩けない街でした。
学会ではパーキンソン病に関する最新の知見、日本ではまだ発売されていない治療薬の情報など多くを学ぶことができました。例えば、レボドパ製剤の徐放剤であるCREXONT®がアメリカではすでに承認されていることを知りました。関医師はオーストリアに留学していた際にお世話になった先生や同僚に久しぶり会うことができました。

関医師はパーキンソン病患者さんのglymphatic system機能を拡散MRIを用いて評価した研究結果についてポスター発表を行いました(タイトル:Evaluation of Glymphatic System Function in Parkinson’s disease patients using Diffusion MRI)、手塚医師と大草医師は慶應義塾大学病院パーキンソン病センターに通院中の患者さん、ご家族にご回答いただいたアンケート結果についてポスター発表を行いました。手塚医師はパーキンソン病患者さんの症状の日内変動について患者さんと医師の認識度の違いについて発表しました(タイトル:The differences in the perception of Parkinson’s disease-related motor complications between patients and physicians)。大草医師は超高齢パーキンソン病患者さんお困りごとについて患者、介護者、医師の視点の違いについて発表しました(タイトル:The Challenges of Very Late-Onset Parkinson’s Disease: Perspectives from Patients, Primary Caregivers and Attending Physicians)。全ての演題で海外の先生方と活発なディスカッションがなされました。

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