研究紹介

Research

パーキンソン病とその類縁疾患における多彩な症状の包括的把握とそれに基づく臨床研究

パーキンソン病およびその類縁疾患の神経画像バイオマーカーの樹立

パーキンソン病およびその類縁疾患は、人口の高齢化に伴い患者数の大幅な増加が見込まれています。しかし、パーキンソン病の診断において単独で十分な診断精度を持った臨床症状や検査データは未だに開発されていません。そのため、診断は診察所見、検査所見、薬剤への反応性などを総合的に判断して行われていますが、早期診断が難しい場合がしばしばあります。パーキンソン病および類縁疾患の診断精度向上に有用な指標(症状や検査データ)の開発が求められています。また、病気の進行の具合(重症度)を反映する客観的指標も確立されたものがありません。
以前はパーキンソン病患者さんの頭部MRIは正常であることが特徴とされていましたが、近年、高磁場MRI機器の登場、先進的な撮像法の開発、画像解析技術の進歩によりパーキンソン病患者さんに特徴的なMRI所見を捉えることができるようになってきました。この研究ではパーキンソン病および類縁疾患の診断、重症度判定、病態の理解などに役立つ頭部MRI所見を明らかにすることを目的にしています。この研究の成果によりパーキンソン病および類縁疾患の診断精度および重症度判定の精度が向上したり、病態の理解が深まれば、より適切なケア・医療の提供が可能になるものと思われます。

MDSパーキンソン病診断基準におけるMIBG心筋シンチグラフィの有用性の検討

多施設共同研究(研究代表施設:慶應義塾大学病院)

2015年に国際パーキンソン病・運動障害疾患学会(MDS)からパーキンソン病の新しい臨床診断基準が提案されました。この診断基準を用いることで非専門家であってもパーキンソン病を正しく診断できることが期待されています。診断基準の中には臨床症状だけでなく、123I-meta-iodobenzylguanidine(MIBG)心筋シンチグラフィや嗅覚検査といった検査も入っているのが特徴の一つです。海外で行われた先行研究でこの診断基準の有用性が示されていますが、診断基準に含まれているにも関わらずこの先行研究ではMIBG心筋シンチグラフィはほとんど行われていません。そのため、MIBG心筋シンチグラフィがMDS診断基準の診断精度に与える影響は明らかではありません。本研究の目的はMIBG心筋シンチグラフィによりMDSが提唱するパーキンソン病の診断基準の診断精度が向上するかを検討することです。

パーキンソン病の予後予測因子に関する研究

パーキンソン病患者に対するオンラインリハビリテーションの有効性の検討

パーキンソン病患者に対する運動関連脳波のモニタリング研究

パーキンソン病患者の衝動制御障害関連行動異常に関する多施設共同観察研究

神経疾患のバイオマーカーとiPS細胞を用いた疾患に関する研究

外来通院中のパーキンソン病患者の排便に関するセルフケアの実態:質的研究

パーキンソン病の姿勢異常と身体機能との関連性の検討

パーキンソン病患者に対する運動関連脳波のフィードバックの安全性評価のための第1相パイロット試験

レボドパおよび代謝物の血中動態解析による患者個別化投与設計法の構築

多系統萎縮症の発症前病態解明と早期診断法確立 –後向き観察研究と前向きコホート研究–

現在進行中の治験

進⾏期パーキンソン病患者を対象としたOP-2024の第Ⅲ相臨床試験

エントリー受付終了

多系統萎縮症患者を対象としたLu AF82422の介入、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照、任意の非盲検継続試験

エントリー受付終了

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